基金からの一時金・年金はいくらになるか

●試算条件:22歳入社、60歳まで加入、年利率は最低保証の1.5%

年齢 加入年数 掛金総額 仮想個人勘定残高
32歳 10年 383,100円 420,900円
42歳 20年 892,900円 1,049,000円
60歳 38年 2,295,600円 3,002,300円

※これはモデルケースの試算です

年金の選択では5年・10年・20年から受給期間が選べる

●支給開始時の仮想個人勘定残高を、3,002,300円とし、支給時の利息額を最低保証の年1.5%とした場合

支給期間 年金額(支給年額) 支給月額 受取総額
5年 623,900円 51,992円 3,119,500円
10年 323,600円 26,967円 3,236,000円
20年 173,800円 14,484円 3,476,000円

※給付時の税制優遇
〇年金給付時には公的年金等控除を適用
〇⼀時金給付時には退職所得控除が適用

※これはモデルケースの試算です

第2年金の活用

全環境企業年金基金は2本立てでお役に立ちます

第1年金は老後資金のベース

第2年金は退職金の外部積み立てとして活用

■第2年金の役割

適格退職年金制度の廃止を受けて、当基金加入事業所の退職金積⽴の受け皿として平成22年7月に別基金として設⽴されました。
その後、当基金に併合し第2年金となりました。

第1年金が、給料をベースにした、入社から退職までを積⽴期間とするのに対して、第2年金は、退職金の外部積⽴に特化することで、掛金額や、積⽴期間を、それぞれの事業所の退職金規程に沿って、決めることができます。

●老後のための第1年金

●退職金積立として自由度のある第2年金

それぞれが役割を担って、事業主にも従業員にも役⽴つ制度です。

第1年金・第2年金の積立

Aさんの例

・22歳で入社(第1年金・第2年金ともに加入)
・60歳で定年(第1年金・第2年金ともに喪失)退職金の支給あり
・再雇用65歳まで

第1年金【試算条件:60歳まで加入、年利率は最低保証の1.5%】

年齢 加入年数 掛金総額 仮想個人勘定残高
60歳 38年 2,295,600円 3,002,300円

第2年金【試算条件:60歳まで加入 上乗せ掛金を毎月1万円拠出、年利率は最低保証の1.5%】

年齢 加入年数 掛金総額 仮想個人勘定残高
60歳 38年 4,560,000円 6,292,200円

■第2年金は一時金・第1年金は年金で受け取る

第1年金 受取総額
60歳年金を選択(20年) 3,476,000円
第2年金 受取総額
60歳一時金を選択 6,292,200円

※これはモデルケースの試算です

Bさんの例

・30歳で中途入社(第1年金・第2年金ともに加入)
・60歳で定年(第2年金資格喪失)退職金の支給あり
・65歳で再雇用終了(第1年金資格喪失)

第1年金【試算条件:65歳まで加入、年利率は最低保証の1.5%】

年齢 加入年数 掛金総額 仮想個人勘定残高
65歳 35年 2,021,000円 2,595,900円

第2年金【試算条件:60歳まで加入 上乗せ掛金を毎月1万円拠出、年利率は最低保証の1.5%】

年齢 加入年数 掛金総額 仮想個人勘定残高
60歳 30年 3,600,000円 4,654,700円

■第1年金・第2年金とも年金で受け取る

第1年金 受取総額
65歳年金を選択(20年) 3,006,000円
第2年金 受取総額
60歳で年金を選択、
65歳で受給開始(5年)
5,213,000円
受給開始までの利息は年利1.5%

※これはモデルケースの試算です